経営の基本ノウハウと運営

経営ノウハウに関する情報やスキルを紹介します

アイデアで売り上げアップ

いろいろアイデアを出していくことが大切

〇商品棚で置き場を変えただけで売り上げが15倍
〇駅の自動販売機、向きを90度変えたら売上30%アップ
〇A4ノートの見開きを平面にして売上アップ
〇万年筆のペン先に顔を入れただけで、60万本の大ヒット
〇などなど

事業継続・発展のための計画

事業運営の基本は中期計画にあります。
数年先まで見通して、各年の目標と計画を立て、
適時計画と実績の乖離をチェックしていきます。

これをやらないと早晩、計画倒れになったり、息切れたりします。

計画をたて、実行し、目標と成功と失敗の要因を
冷静に分析できるかとうか
そして対策を打てるかどうか、

全ては順調にいくレアなケースはありますが
とっても大事な要素となります。

会社規模にもよりますが、概ね次の計画が立てて検証することが
いかなる場合も必要となります。

1 事業計画と経営収支計画
2 投資計画と人員配置計画

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重要業績評価指標(KPI)の活用について

組織の目標達成の度合いを数値化したもので、今展開中のビジネスがどのような状況にあるかを示すものです。
達成状況を定点観測し、目標修正や目標達成のための戦略を逐次見直すことに意義があります。

では、その内容は次のとおりです。

【用語の意味】
重要・業績評価・指標 = Key Performance Indicator

【KPIの使い方】
ステップ1
〇 最終目標に対して、中間目標をいくつか設定する
≪KPI 1≫   ≪最終目標≫
≪KPI 2≫
≪KPI 3≫
ステップ2
〇各KPIに対して、具体的行動計画(アクションプラン)を立てる
アクションプラン1A  ≪KPI1≫
アクションプラン1B
・・・・
アクションプラン2A  ≪KPI2≫
アクションプラン2B
・・・・
アクションプラン3A  ≪KPI3≫
アクションプラン3B
・・・・
★注意点
ここで、KPIが多すぎると重要度が分散して総花的になり過ぎますし、少ないと大雑把にな目標になることもあるので、設定の仕方が結果を大きく左右します。
よって、メンバーのディスカッションが精度や方向性、やる気にも左右します。
ステップ3
〇四半期ごと、あるいは中間期など、区切りのよい場面で、目標と実績を比較して達成度を測ります
〇最終目標への到達レベルを測るモニタリングポイントとなります。
ステップ4
〇 PDCAサイクルで目標とアクションプランを見直します。

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有価証券報告書

投資家情報を目的に、上場企業などが事業年度ごとに作成する。開示義務がある。
金融商品取引法に基づき、年度末から3ヶ月以内に提出。

企業情報の宝庫とされ、資産や負債の詳細などの財務や営業状況に加え、役員の経歴や大株主、連結子会社の概況などを開示する。

金融庁のホームページから閲覧できる。

年間1億円以上の報酬を受け取る役員名と報酬額を個別に開示することが義務付けられている。

《主な内容》〜参考:日本経済新聞「きょうの言葉」から
○関係会社の状況
○従業員の状況
○事業が抱えるリスクなど(訴訟など)
○保有している設備の概況
○大株主の状況(出資比率など)
○配当政策
○コーポレートガバナンスの状況(役員報酬の総額など)
○事業ごとの収益状況
○借入金などの負債の詳細

〈事業計画と経営収支計画〉
●事業計画には事業運営の方針と目標を具体的に掲げます。
●経営収支計画は「売上(販売)と費用」の計画をたて、収支を算定します。
①売上高目標の設定
②費用は固定費と変動費(売上高の増減にともなって増減)で計画しま   す。多角経営になると管理費を別途計上します。

●大企業では中長期と年度計画をたてるのが一般的です。
●中小企業や個人事業主、あるいはIT関連事業などでは、短期計画も必要となるでしょう。

〈投資計画と人員配置計画〉
●すべては投資とリターンで考えることが基本です。
●リターンのない投資でも、企業存続のファンダメンタルとなるものは、耐用年数を考えて、計画していきます。
●企業は「人」といいます。自分ひとりでやっている場合でも助けが必要のように
企業規模が大きくなると、雇人に依存する部分が増えていくので、
従業員の能力とモチベーション、誠実度などが業績を左右していきます。
●人員配置計画は中長期の場合、教育計画とセットになります。

参考☞ (準備中)
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企業研修

企業価値を創造するためには、「人材」も大きな要素です。
人材をいかに獲得し、そのスキルを伸ばしていくかは企業の人材戦略として不可欠です。

【人材研修のメニュー】
●社員の意識改革 ・・・社員、とりわけ現場社員の活性化を図ること=企業を強くすること、です。
>必要な要素5つ
1)指示待ちではなく、自ら問題意識を持ち改善を図ろうとするマインド
2)会社の業績に関心をもち、自身が会社の一員であることを自覚しているアイデンティティ
3)経営理念に共感し、会社のベクトルに沿って伸びていく希望あるモチベーション
4)会社目標を自覚し、自らの業務目標を自律的に立てられるクリエイト
5)ひとりではなく、社員同士の協業が大事としたコミュニケーション

●リーダーシップを磨く・・会社の屋台骨を担う中核社員よ、常に力強いリーダーたれ、とする。
>必要な力の要素3つ
1)変化を恐れない。究極の勘の力
2)自ら考え行動し、かつグループを束ねることができる、ボスの力
3)上下左右とコミュニケーションを取りながら組織全体に貢献するスーパーサブの力

●人材教育は職場内教育(OJT)と職場外教育(OFF-JT)で成果を倍増します。
OFF-JTとしては次のようなものがある
>人材教育のコンサルタント会社を活用
>業界主催のセミナー参加
>ビジネススクールのセミナー参加
など
〇OJTでは
>自らの自己目標の設定と行動、さらにトレースによりPDCAサイクルが回るように
指導します。
>具体的な方法は、各階層により異なるので、OJT推進の一人一人の意識に依存します。
>よって、社内には競争というより協業意識がないと、スムーズにOJTは進みません。

経営の目標

経営の目標は、人・物・金を最大活用して「利益」を創出することです。
このための基本は
「薪がほしい時には薪を集める、人が欲しいときには人を集める」
という格言です。

そして、
1)人材・人財の活用と育成して組織を活性化させる
2)会社組織をべストにコントロール(統制システム)する。
3)ニーズのあるところ商機あり。商いは飽きない気概で取り組む。
4)コンプライアンスを徹底し、社会的責任から逸脱しない。
この4つが大事です。
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会社法435条、435条と株式会社の義務

 

会社法435条

>会社は事業年度ごとに「計算書類(貸借対照表・損益計算書)と事業報告、付属明細書を作成しなければならない。
(監査役設置会社)

会社法436条

>会社は前条の計算書類等について、監査役の監査を受けなければならない。

>取締役会設置会社では、監査役の監査を受けた計算書類等は取締役会の承認
を受けなければならない。

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株主総会関連

>役員(取締役、会計参与、監査役)と会計監査人は
株主総会の決議で選任される。(会社法329条)

>株主総会の招集は取締役会の承認が必要 (会社法298条)

株主総会決議事項(普通決議の主なもの)

>自己株式の取得(会社法156条)
>役員の選解任(会社法329条)
>計算書類の承認(会社法438条)
>資本金の額の増加・減少(会社法471条、450条)
>剰余金の処分(会社法452条)
>剰余金の配当(会社法454条)
>株主総会議長の選任
など

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中小企業経営者の問題委解決力

中小企業経営者にとって、不透明・不確実な現代はまさに「一寸先は闇」
ともいえる厳しい時代です。

IT企業はいわずもがな(*_*; ゆったりとした分野の産業や
好調に見えるジャンルでも、多くの企業がいばらの道を進んでいるのでは
ないでしょうか?!

その「地雷」と「チャンス」をキャッチして前進するためのノウハウを
しっかり認識して活用すれば、文字通りピンチはチャンスとなるでしょう。

〈中小企業経営者が知っトク問題解決ノウハウ〉~

(1)問題解決力を「心・技・体」、合理的にセグメントに分解する方法

     心
   「経営者魂」  「体験・ノウハウ」 「行動力と嗅覚」
★問題のありかを探す意気込み、追求力 ★合理的に分析し、シンプルに対処法へ導く ★不確実不透明に対して行動して結果を残す
★冷静に戦況を分析し、我慢、考え抜く、あきらめない ★シンプルなセグメントに分割し、各々にPDCAサイクルを回す ★自分と他者(社員や支援者など)がすべきことを速やかに実行
★己の心の中に問う ★再評価と計画変更のローリングスキル ★自分と他者を動かす(優先順位を明確に)

 

(2)問題を抽出し、アクション可能なピースに分ける方法

(ア))プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)の活用

「金のなる木」「花形商品」「問題児」「負け犬」のマトリックスに事業を分類

一般的に、
「金のなる木」 儲けを維持するために工夫
「花形」    競争激化、投資を増やしてシェア拡大か否か
「問題児」   積極投資か撤退か、人物金情報ー選択と集中の経営判断
「負け犬」   基本的に縮小撤退(但しIT分野なら人材で一変)

 全社的に、事業と経営資源をどのように分配し、どこに力点を置いているかが分かります。 

 

(イ)ギャップ分析

現状 ⇔ 理想(目指したい姿)のギャップ(課題)をリストアップ

♦それぞれの課題に対し、アクションプログラムを設定します。

   課題1 アクション1 アクション2 アクション3
  課題2   アクション1 アクション2 アクション3
  課題3 アクション1 アクション2 アクション3

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★参考までに、ポーターの『競争の戦略』というのがあり、骨子をまとめると次のようになります。

企業の取りうる戦略は、下記3つのいずれか 
 1コストリーダーシップ 
 2差別化 
 3選択と集中 
1コストリーダーシップ 

  業界シェア一位企業のみ可能  経験曲線とスケールメリットが必要。
  その他企業では悲惨になる(牛丼業界の例、手詰まり)
  セブンコーヒーはコストリーダーシップ
2差別化
  大部分の企業が該当する。 
  当社以外ないという体制・商品を作る必要があるが、
  特定顧客をターゲットにしないと差別化は機能しない 方法は2つ
   ①高付加価値をつけて、高いが高利益を目差す 
   ②違うやり方で 低価格なら十分な差別化 (QBハウスの例)
3集中
  集中を選択する場合、ニッチ部分での業界1位を目差す
  あっとおどろく商品(飛び抜けた付加価値)に経営資源を集中  
  集中から差別化へ

 

(ウ)PEST分析

 

業績を左右する外部環境(取り巻く環境)分析することで、環境変化にうまく対応し、業績を上げる必要があります。
マクロ環境がどう変化しているのかトレンドを分析し、適切なマーケティング戦略立案に役立てることを「マクロ環境分析」といいます。

マクロ環境分析で大事なことは、分析対象範囲を絞り調査を効率的に行わう必要があります。その分析手法が「PEST分析」です。
PEST分析とはPolitics(政治)、Economy(経済)、Society(社会生活)、Technology(技術)という4つの分野に分けて影響を分析していく手法です。

1)Politics(政治)
政治や法律、規制、税制など、大きな影響を与えかねない枠組みの分析です。
たとえば、輸入品のルール改正や薬事法の改正で医薬品の対面販売の義務付けなど、経営の根幹を揺さぶる事態も多々出てきます。バブルで地価が暴騰下落したバブル崩壊や消費税アップなども無縁ではないでしょう。
新たな法律施行や改正情報を事前にキャッチし、対策を取ることが大切です。

2) Economy(経済)
経済に関わる環境、すなわち株価や金利、個人消費の動向、為替相場の変化などの分析です。

経済面からのマクロ環境分析は、経済成長や個人消費、為替相場などの経済指標の動向を常にチェックし、事前に対応策を講じることによって、経済変動リスクを最小限に抑えたり、経済要因からのビジネスチャンスをとらえたりすることができるようになるのです。

3)Society(社会生活)
この分野の分析は、少子高齢化やおひとり様といった社会環境の変化や健康食ブームといった消費者のライフスタイルを分析して、チャンスとピンチを分析してマーケティング戦略を立てようというもの。

4)Technology(技術)
技術革新によってビジネスは大きく変わりまあす。インターネット、AI時代に入って、状況は日々激変していますので、マーケティングでは常にこの分野のリサーチが不可欠です。

SNS(LINE,Twitter,Facebookなど)を活用したマーケティングも活況です。個人と企業のアカウントが消費者とつながるSNSでは、検索エンジンより新鮮な記事への反応性が大きい特性を利用して、大きな購買力・リピートにつなげています。今やSNSマーケティングは、BtoCのサービス(特に商品認知、ブランディング)には欠かせないツールとなっています。

最新スキルをマーケティングにどう組み込んでいくかが戦略立案のポイントです。

SNSマーケティング

 

SNSマーケティングはBtoCビジネスでは、検索エンジンのWEB広告以上のユーザーを獲得しています。 ただし、ユーザーの共感による拡散が原動力ですから、逆に炎上してしまうことに配慮しておかなければなりません。
また、
ブランディングにもテレビCMのように金を使うことなく、ブランドイメージを定着させることもできますし、更なる向上(ロイヤルティ)も見込めます。
一方、
ここでも炎上リスクがありますから、慎重な戦略立案が求められるでしょうし、常に新鮮なネタでなけれはなりませんから、「発信しつづける」ことができなくなったとたん「倒れる」ことになります。 要注意ですね!

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LISKULより