「ビジネスマネジメント」とは、ビジネスをうまく展開していくための経営手法の総体です。
まずは目標設定と現状分析、そして目指すべきベンチマークに向かって「人モノ金と情報」を最適にコントロールしていきます。
BPM(ビジネス・プロセス・マネジメント)は、実行計画が決まったら、PDCAを回し、それがどんどんと有効に機能しているか、事態は改善・発展しているか、をチェックして成果を上げる、ビジネスマネジメントの一手法として有効です。
まずは、その土壌からマネジメントチェック
♠人は交易を求めて宿場・駅、WEBに集まる
商人は国境を意識せず、交易を求めて人の集まる場所や集落に集まってきた歴史があります。
ネット時代の今では、爆発的にリアル国境を越えビジネスが展開されています。
ネットもまた、WEB駅とも言える、世界中の人々が集まる新しい商業・交易の場所でしょう。
さて、交易の原点に戻ると、ビジネスはコミュニケーションから始まります。
言葉の通じない相手と胸襟を開くことができれば、ビジネスは容易なものとなるでしょう。
ある著名な大富豪の言葉によると、
「ビジネスの基本はセールス」
だと断定します。つまりフェイスtoフェイスのコミュニケーションンが基本でとても大事
だということなのでしょう。
おおきな商談などは、ほぼ「フェイスtoフェイス」の商談で決まりますし、WEB社会の今で
も同様でしょう。
ではでは、
これから小さな事業を始めようとする若い世代ではどうでしょう。
LINEやskypeなどを有効に活用して。やはり「フェイスtoフェイス」が決め手?!
でしょうし、セミナーなどもこの類といえるでしょう。
では、Q&A方式で要約していきましょう。
1(When)
Q:ビジネスはいつ始めるのか
A:「今でしょう」
→ → → 思い立ったが吉日ですね。 チャンスを逃さないように
→ → → 十分な準備が出来ていますか?
チェックしていきましょう
🔲準備はで、ほぼほぼ出来ていますか
🔲事業計画はしっかり練っていますか
🔲世の中が求めている商品ですか、或いはこれからのニーズですか
🔲1人で出来ますか、或いは人の助けが必要ですか それは何故ですか
🔲戦略は整っていますか
2(Where)
Q:ビジネスはどこで始めるのがいいのか
A: 「儲かる場所で、でしょ!」
🔲マーケティングしましたか
🔲顧客は誰ですか(ライバルいますか、差別化してますか )
🔲テストややってみましたか
3(how)
Q どのようにどうやって顧客に届けますか
A ココがポイントです。鉄板の手法にアイデアを絞りましょう
🔲集客方法は決まりましたか
🔲ライバルの手法を研究しましたか。競合は避けましたか。
🔲自ら足を運ぶ手段はありますか
参考:https://courrier.jp/news/archives/80579/
💎不朽の経営哲学「ドラッガー」に学ぶ
ドラッガーの「マネジメント」は世界一読まれたビジネス哲学書で【エッセンシャル版】は2001年に出版されています。
【エッセンシャル版】はマネジメント論を体系化した「マネジメントー課題、責任、実践】のエッセンスを入門書としてまとめたものです。
【もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら」という人気の「もしドラ」という大衆マンガはもっともっと超入門書といってもいいでしょう。
この中から、経営環境が変わっても変わらない本質部分を取り上げてみます。
ドラッガーによれは
第一に、マネジメントには基本原則がある
第二に、基本原則は、そもままでは使い物にならない。適切に応用すべきである
第三に、基本原則を疎かにすると必ず破綻する
というものです。
さらに、経験豊かで成功している経営者でも基本原則を理解しるとは限らず、常に直面する課題は何か、行うべき意思決定は何か、目の前にある機会と挑戦すべきものとは何か、について自らの拠り所となる基本原則を「マネジメントの基本原則」をもとに「新しいシステムと戦略と行動」として生み出していかなければならない、というものです。
「もしドラ」ではマネジメントの本質として
「顧客とはだれか」を定めることに絞っています
マネジメントとは何か
➡「組織に成果をあげさせるための道具、機能、機関」であるとドラッガー
が定義しています。
➡顧客のニーズを満たすために、組織して成果を出させる道具・機能・機関
つまり、「顧客はだれか」を定めないと「顧客のニーズ」は掴めないのです。
あらためて、
「マネジメントとは何か」を定義すると、
➡組織や企業の目的、それは顧客を生み出すこと(顧客の創造)であり、 そのために必要なものが「マネジメント」である。
ではでは、
マネジメントの正体とは
➡マーケティングとイノベーションの完遂
マネジメントの正体は「マーケティングとイノベーション」を組織して完遂することです。
(マーケティング)
>潜在顧客のニーズを掴みその市場を満たす商品・サービスを提供する
>これからどのような物の出現が期待されているか見出して商品化する
(イノベーション)
>新しい商品・サービスで今まで気付かなかったニーズを顕在化させる
>新しい顧客(新しい市場)を創造する
マーケティングとイノベーションはマネジメントで連動することに気づきます。目的達成のための手段・手法・存在これが「マネジメント」!ですね。
3いよいよマネジメントを深堀りしましょう。
目的がハッキしたら、目的達成のための方向性(経営理念)を定め、
いよいよ
達成するために二つの手法(戦略)をマネジメントする・・・・・
それが、マーケティングとイノベーショ
【マーケティングとイノベーション】の深掘り(具体化)
一 マーケティング
➡顧客からスタートする(顧客はだれか)
現在の視点で、顧客の求めている商品やサービスを考える
自分が売りたいものより、顧客が買いたい(ニーズ)ものを問う
二 イノベーション
➡顧客の創造(人物金を生産的に活用)
将来の視点で、顧客が潜在的に求めている新しい発明・技術を生み出す
すでにある、商品製品の組み合わせも含まれる
~~~ ~~~ 更に ~~~ ~~~
ドラッガーは「組織した」組織により、顧客に届けるという任務を完遂するために、次のことを挙げています。
2組織の成果に責任を持つ者
マネージャーを「マネジメントを実行し成果を出す事が求められている人」と定義し、最も根源的に求められる資質は「真摯さ」である、と繰り返し述べています。
「真摯さ」を欠く人は、愛想良く、付き合いも良く、有能で仕事ができたとしても、「危険」でありマネージャーとして失格だと見ています。
その上で、マネージャーの役割と仕事は次のとおりです。
≪役割≫
1)1+1が2より大きな成果を出す役割
2)短期と長期の成果のバランスをコントロールする役割
≪仕事≫
1)目標を設定する
2)組織する(顧客のニーズを満たすために組織作りをする)
3)組織の人に「動機付け」し、コミュニケーションを図る
4)評価規定する(真摯に人と仕事の成果を評価する)
5)人材を開発する(一流の仕事を要求し、基準を守り、成果を出す人)
3(参考)ドラッガーのマネジメントで語られてない部分
リスクマネジメント
4究極のドラッガーマネジメント論の応用
競争のない独自の市場を創り出す
AIやネット時代は、色々なニッチな原石がゴロゴロしていますね。
♠「金持ち父さん貧乏父さん」のビジネス分析
金持ち父さん貧乏父さんのビジネスの見方は参考になります。
同書では、
1)お金のために働くな。
お金を自分ために働かせる仕組みを作る。
それを学ぶために働け。
・・・お金に振り回されることのないよう、感情をコントロールし、
・・・単に仕事をし続けるのではなく、常に頭で「金を生み出すこと」を考える。
2)お金の流れの読み方を学べ。特に会計の勉強せよ。
ポケットにお金を入れてくれる資産と出て行く負債
・・・負債ではなく資産を買えるよう、お金について資産と負債の違いを知る。
・・・たとえば、家は資産ではなく負債である。これは非常に重要です
収入を生む資産を買うことだけに集中すること。
3)自分のビジネスを持て。ビジネスは資産となる。
・・・資産から生み出される収入が毎月の支出よりも多くなれば、「経済的自由」を手に入れたことになる。
ビジネスとは「自分がその場にいなくても、働かなくても収入を生み出すビジネスことこである。
4)資産を築き、守るため会社を作って合法的に節税せよ。
・・・法律の範囲内で効率的に節税をする
5)お金を作りだせ。4つの能力を磨け
・・・(戦略の投資力、数字を読む会計力、ビジネスチャンスをつかむ市場把握力、法律を活用する力)
・・・市場の波をよく捉えること。他人が見逃すチャンスを上手く見つけること
6)お金を働かすために必要なインテリジェンスを学ぶために働け
→一つ一つの仕事を自分の経験・肥しにするために、仕事を選ぶ心掛けが大事
・・・必要なのはビジネス戦略、そこで重要なのは「セールスとマーケッティング」という売る能力のこと
♠スタートを切るための十のステップ
1)強い目的意識を持つ(精神の力)
2)毎日自分で道を選ぶ(選択する力)
3)友を選ぶ(協力の力)
4)新しいやり方を次々に仕入れる(速習の力)
5)自分への支払を済ませる(自制の力)
3つの管理が大事:キャッシュフローの管理、人の管理、時間の管理
6)ブローカー(専門家)にたっぷり支払う(プロの忠告を受ける力)
7)元を取る(ただで資産を手にいれる力)
8)ぜいたく品は資産構築し、資産が生み出す収入で買う(資産に買わせる)
9)自分のヒーローを持つ(ヒーローを真似る)
10)教えることで得る(与えることの力)
~~~ ☘ ~~~ ☘ ~~~
♠ビジネス界のさしすせそ
褒めことばを上手に使うことで、コミュニケーションを
円滑にすることができます。
さ さすがですね
し しりませんでした
す すごいですね
せ センスありますね
そ そうなんですか
このように、コミュニケーションは話すより聞くこと
で会話をはずませることができます。
可愛く見られることを意識して使う女子にもおススメ
だそうです。
♠リーダーシップ論
コミュニケーションをとる技能が本質的に重要で一致
リーダーシップは他者との関係のみで定義されるから
です。
リーダーシップ論のキーワードの登場頻度の調査結果
があります。(神戸大学:三品教授記事)
1) 会議を機能させる技能
2) 自らの考えを書き下す技能
3) 人の話に耳を傾ける技能
4) 説得力のある話をする技能
5) 言葉によらず、シグナルを送る技能
6) 記者会見をさばく技能
・・・・・・・・・・と続きます。
三品教授の記事(現代警衛学研究所)に面白い分析が
載っています。
◆書くことも意外と大事
◆カリスマ性は否定するためにあるようなもの
◆トップダウンとボトムアップではボトムアップが圧倒的に優勢
◆変革と秩序の確立、いつも変革ではなく、時代背景に伴って揺れる
◆最近の研究
IQよりEQ IQが一定水準を超えると、情緒指数の高さ(EQ)
心の回転の速さが実績を上げるビジネスリーダーだ、という結論