♦働き方改革で業績をV字回復した企業の話題、橋下徹氏がTVで語る

「片道1時間以上の会社との取引をやめて、業績V字回復」など
働き方改革が喫緊の日本で話題の企業やオフィスを取り上げた番組
に、橋下氏が登場。いろいろ参考になるものがあります。

とにかく進展の早い昨今のオフィス事情、

自分(あるいは会社)にあった、働き方をチョイスする
多様な選択枝の時代にあるといえます。

またそのアイデアが成功のカギともなっています。

もちろん、

今は、従来型の年功序列を否定するのが当たり前の風潮ですが
これとて選択肢の一つであると考えた方がよいのではないでしょうか。

自分にあった、自己責任での私流、自社のアイデンティティの選択

この働き方チョイス自体もリスクにもなればチャンスでもある。
一挙手一投足が行方を左右するといって過言ではありません。

これらが世界規模で展開している、グローバル時代の選択です。

さて、

ここで、先生として橋下元大阪府知事が登場して語ります。

 

「日本の働き方改革2019」と題し(世界一受けたい授業」ので話題

列挙すると次のとおり

〇10年働いた社員に「最大6か月の休暇」(基本給30%支給)を許可した
これはヨーロッパを中心に広まっているスタイルだという。
この会社はおそらく転職者が多い会社で、
たぶんですが、10年は勤めてほしいという会社なんだろうと推測。

〇ソニックガーデン社が思い切ってなくしたものとして取り上げたのが
これ☛
「オフィスをなくした」テレワークで働くしくみ
社員どおしのコミュニケーション、飲み会もテレビ電話でという
インターネット活用オフィスの典型的なスタイル

ただし、
大阪府でも取り入れようとしたが、反対が多くあまり成功しなかった。
大阪府で成功したのは、議会の答弁資料を廃止して、答弁対策時間を節約

〇漫画家{ドラゴン桜」で有名な職場での働き方改革
・漫画の一部外注化で、直雇のアルバイターを持たない。
下書きだけで、あとは外注するという方式で創造する時間を捻出
マンガも外注化とは、今流ですね。

保育士の募集で「自分の子供を預けられる」制度を作り、保育士不足を解消
子供を持つ元保育士(76万人もいる)の活用に雇う側も雇われる側にも喜ばれる
これは相互メリットでブレイクスルーの攻めの選択として関心が集まった。

以上ですが、
どちらかといえば、
橋下氏の熱はコストカットの仕組みをどうつくるか、という話題に力点があり
かつては100点の精度を求めていたものが、「まあ及第点ならいいでしょう」
といった完成度での折り合いでコストや時間、人や移動を節減する方式のいろいろ
を紹介した内容が目立ったでした。。

残念ながら、
創造的飛躍のためのアイデアや投資的な話題は期待したものでなかったですね。

さて、
「攻めの戦略」部分でも参考になるものはありましたが、
さらに深堀して成功の未来を切り開くには、
各自一層アンテナを高くして、情報収集していかねばならないでしょう。